2011-01-01から1年間の記事一覧
(皆さま、今年も1年お世話になりました) 山ちゃんは、お店も順調にいっている・・・というか、本人に言わせれば予定通りにいっていると強がっているが・・・とにかくよかった。その分頑張ってこのブログをきちんと連載してほしいものだ。だって、来年から…
(山ちゃんとうとう50歳になったんだってさ) 山ちゃんは来年から小説『調和の霊感』をこのブログで連載しようと目論んでいるようだ。ただ今、その小説の人物や背景をちょっとだけ記している。 ヴェネチアは海の上の国家だった。海運国家だった。海の上に…
(私も孤児だったのよ・・・ルナ) ピエタ、そのものはキリストの十字架降下の姿と悲しみにくれるマリアの姿をいうもので、ミケランジェロの作品で、特にバチカンの聖ピエトロ大寺院にある像があまりにも有名だ。 で、山ちゃんの小説『調和の霊感』に出てく…
(彼の名前はライヴィッチ) 先日、山ちゃんがお昼の3時過ぎに帰って来てくれてお散歩に連れて行ってくれた。昨晩はお客さんが来なくて食材がそのまま使えて、仕込みもあまりなかったからだって。なんてラッキーなんだろう。でも・・それって山ちゃんが儲か…
(山田家最初のペットのピーちゃんでした) ヴィヴァルディは、音楽の父と言われたあのバッハやヘンデルと並んでバロック時代を代表する作曲家だそうだ。ちなみにバッハとヘンデルは1685年生まれで1678年生まれだ。バッハはドイツで生まれドイツで活…
(何をしているのかなあ?) 先日面白い事があった。 山ちゃんは急に張り切って料理をしたり洗い物をしたりしているものだから、指先がガサガサになったらしい。それを奥様に言うと「なんでもかんでも金タワシで擦るからよ。あれを使うとすぐに指がボロボロ…
(私たちの性格も全く違うのよ・・・) 山ちゃんがお店『赤いはりねずみ』をオープンして丸々4週間、つまり約1カ月が過ぎた。11月の決算を済ませたら、山ちゃんは暢気にも「まあ、最初はこんなものだろう・・」なんて言っていたが、ルナピンスキーが思う…
(朝はお散歩の時間でしょう) 夜遅く家に帰った山ちゃんは、それからすぐに寝るのではない。どうせお酒を飲むんだろう・・・とルナピンスキーは思っている。それは確からしいのだが、飲みながら仕入れなどの経理を整理してノートに書き込んでいく。つまり肉…
(ルナピンスキーは待てもできます) 山ちゃんのお店『赤いはりねずみ』にも、時々予約が入るらしい。そんな時は仕込みも気合が入る。だからと言って早く仕込める訳ではない。それどころか予約はだいたい6時から7時ごろだから、それに合わせて仕込みも遅く…
(私たちもお買いものよ) 山ちゃんのお店『赤いはりねずみ』のメニューは実に多様だ。チーズ・コロッケにウィーン風牛カツレツにお好み焼きに山芋鉄板があり揚げだし豆腐やマーボー豆腐まである。パスタもカルボナーラやらボンゴレもある。だから山ちゃんは…
(私は、赤いお洋服よ!) いよいよオープンと言っても、何が変ったという事ではない。ただお店の中はお花や観賞植物でいっぱいだ。だが、相変わらず山ちゃんはそれを楽しむ余裕などなかった。それどころか仕込みが間に合わない。そこへお客さんがやって来た…
(私も騒動が好きよ) 山ちゃんは湯田温泉で育った。小さい頃に一緒に遊んだ同級生がタクシー屋や米屋をしている。ましてや魚屋、肉屋、酒屋などみんな一緒に遊んだりしていたし、そこら辺をうろうろしているおじさんなんて先輩だったなんて事が普通にある町…
(私たちはお利口さんで待っています) 山ちゃんは店の内装を自分で変える事にした。天井をアイボリーのペンキで塗り、壁を珪藻土で塗った。木の部分は柿渋を塗った。毎日が佐官業のような生活だった。時々気分転換に看板を書いたり壁に絵を描いたりした。看…
(食べる事にはルナピンスキーもうるさいわよ) 山ちゃんの店の隣は鰹節のお店だ。山ちゃんはそこのおばちゃんとすっかり仲良くなったんだって。ルナもライヴィッチもそこのおばちゃんが大好きだ。だって私たちが行くと必ずサバ節一本ごと食べさせてくれる。…
(へい、いらっしゃいませ) フルート吹きから居酒屋のおやじに転身した、というと唐突な話のようだが、山ちゃんはそうなる運命だったのだと思っているようだ。なんたって山ちゃんは湯田温泉の歓楽街のど真ん中で育ったのだった。しかも両親は深夜まで仕事を…
(え〜倒産だって・・私たちはどううなるの?) 山ちゃんは倒産宣告をした。(おいおい倒産と言っても収入ももともと少なかったぞ・・ルナ) 問題はその次だ。つまり何をするかだ。次に向かう方向性は3つあった。一つは一般の企業に就職する。一つは臨時採…
(気が付くとモナチンがライヴィッチの部屋に) 山ちゃんは将来的に今の仕事に期待は持っていなかった。だからといって手をこまねいていてもしかたがない。しかし・・・山ちゃんには才能がなかったのだ。山ちゃんは将来にも希望がないいくつかの根拠を持って…
(それだけではないと思うよ〜) 山ちゃんが最終的に廃業を決断したのは8月なんだそうだ。だからと言って気まぐれや思いつきで決めたのではないようだ。歯止めの利かないお弟子さんの減少が山ちゃんを決意させたのだ。何年か前までは人から「生徒さんどの位…
(今日は本当にびっくりしたぞ!) 先日の話、それは9月のある日だった。山ちゃんが家族を集めて話をした。家族とは奥様とフーガ君それに私とライヴィッチだ。モナチンも一緒に話したそうだったが、彼は私以上にマイペースだった。 そこで山ちゃんが話した…
(帰って来たぞ〜疲れた〜) 山ちゃんは山口市の出身だ。山ちゃんは迷うことなく山口に帰って来た。ところがだ、山口には仕事がない。フルート教室をしても生徒は集まらず、演奏の仕事はボランティアばかりであった。こんな事もあった。地元のアマチュア・オ…
(ルナ渾身の頭) バタバタとあとかたずけで忙しかった3日間も終え(その一日は写真を眺めていただけではないか・・・ルナ)いよいよ最後のデトモルトだった。山ちゃんはデトモルトの町を散策しながら数人の親しい友人に会った。夕方から卒業試験を一緒にし…
(ライヴィッチ、渾身の顔) 山ちゃんもいよいよドイツでの最後の日を迎えた。厳密に言うと最後ではない。この日の夜仲間たちが、山ちゃんの為にお別れパーティーを開いてくれる。そして徹夜した後、車を持っている日本人留学生が山ちゃんをフランクフルトま…
(ピーちゃん、山田家初のペットでした) 山ちゃんはあれだけいろいろな国を旅していたのに全然写真がなかったそうだ。カメラは重たいから持っていかなかったと言っている。結局撮る事に興味がなかったようだ。だから旅行の話をしてくれても写真が無いからイ…
(私も何を買いに行きましょうか?) 山ちゃんは卒業試験が終わってから全面帰国するまでの1ケ月間を充実した日々を過ごした。北欧へ旅行へ行き、帰って来た後は2つのパーティーを開いた。 山ちゃんは帰国するまでに買っておきたい物があった。それはリコ…
(パーティーにはケーキがつきものでしょう) 北欧からデトモルトに帰った山ちゃんは、とっても忙しかった。何故なら卒業完了記念パーティーを開催するのがデトモルトの学生の慣習だったからだ。山ちゃんも過去に日本人留学生のパーティーに何回か参加してい…
(ノルウェーの公園はこんな感じだったそうだ) スウェーデンのストックホルムから夜行で一旦コペンハーゲンへ戻ってから夜行でノルウェーのオスロへ向かった。2月のオスロはさすがに寒かった。オスロの美術館へ行ってからユースへ向かった。次の日の朝ビー…
(これが奇跡のポーズ・・・?・・・失礼!) 山ちゃんはストックホルムへ着いた時はもう帰りの旅費位しか残っていなかった。それにしてもストックホルムは北欧の水の都と言われるくらい素晴らしい街だった。パリがもし北欧にあったならこんな街になったのだ…
(コペンハーゲン?・・・ライ) 予想外の展開で山ちゃんは、まず(いつもしている事なのだが)駅前のマクドナルドを探して、コーヒーと普通のマクドナルドハンバーガーを注文した。コーヒーは400円位でハンバーガーは600円位だった。お金も恐ろしい位…
(2月の北欧ってすごい雪なんでしょ?) 山ちゃんは2月の卒業試験が終わると、すぐに北欧へ旅行をする事にした。今でもそうだが、北欧は社会保障がすすんでいる国なので税金が高いのだった。したがって物価が高いという。山ちゃんは相当な覚悟をもって旅行…
(うう〜緊張するなあ〜) 日本の音楽大学では4年生のほぼ全員が試験を受けてほぼ全員が卒業していく。学科で欠点をとったとしても実技で欠点という事はほとんどない。試験結果も通知表みたいなものがあったような無かったような・・・それよりも大事なのは…