2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

斜陽の街、ベオグラード

(スシ詰めって、こんな格好かなあ?) ベオグラード駅で帰りのミュンヘン行き列車の発車時刻を確認して街へ歩きだした。列車は5時半頃着くので、駅へは余裕をもって5時ごろにもどる事にした。 街は山ちゃんにとって全く魅力のない所だった。まあ仕方がない…

ユーゴスラヴィアの首都ベオグラードへ

(車内はこんな感じかにゃ〜?) アテネからはひたすら北へ向かって帰るのだが、ギリシャを出るとユーゴスラヴィア国内を通る。その首都がベオグラードだ。現在はセルビアの首都だ。 山ちゃんがギリシャに行った約23年前は、ギリシャやユーゴスラヴィアの…

いざミケーネの遺跡へ

(僕はミケ〜ネコではないのだ。モナカだよ) 山ちゃんは当然ギリシャ語はわからないし、ギリシャ文字は何が書かれているかもわからない。だから、レストランでもメニューが読めないのだ。観光地のレストランは英語メニューがあるが、小さな地元民が入るよう…

いざオリンピアの遺跡へ

(ライヴィッチはオリンピア顔?) オリンピアは皆さんがご承知のようにあのオリンピック発祥の地である。だから山ちゃんは大変期待したようである。・・・何を?いや何となく! という事で、山ちゃんはオリンピアでまずホテルをとることにした。オリンピア…

いざデルフィの遺跡へ

(私たちもいざ出発よ❤) 山ちゃんは、まずデルフィの遺跡を目指す事にした。アテネから鉄道を使って結構な距離を移動した。 途中コリントスだったろうか、運河を車窓から眺める事が出来た。鉄橋から眺めた運河は左右人工的な切り立った崖になっていてそこを…

山ちゃん、アテネのパルテノンの丘に立つ!

(ルナピンスキー雪上に立つ!) 山ちゃんはパルテノンの丘に立った。アテネの街が一望できた。ドイツなどで目にする近代的な建物や高層建築は全くなく、感動的な風景だった・・。・・・は、トルコから来ないで直接ドイツから来ていたら、もっと感動していた…

地中海文明クノッソス宮殿へ

(これはミノタウロスの鼻じゃ〜) 山ちゃんはクノッソス宮殿のある遺跡へ行った。 アーサー・エヴァンズの胸像があった。確か歴史で、有名なシュリーマンと違ってエヴァンズは考古学者だったから発掘もきちんとなされ、その貴重な遺品も散財することがなか…

ロドス島からクレタ島へ

(私たちも岸から岸へ渡るのだ・・・) 山ちゃんはその小さな島が大変気に入ったので、もう一泊しようとW氏に言ったが、彼はとにかくギリシャまでは一緒に行動しようと言って、だから早く先を急ごうと懇願してきたので、仕方なく舟でトルコ本土へ戻った。(…

いざトルコの地中海へ

(これもルナピンスキーのトルコ顔!) 山ちゃんは留学時代の旅の中で後悔している事が二つある。一つは留学期間の最後の旅で北欧に行った時、旅行会社の手違いでフィンランドへ行けなかった事。(後日これに書きます)そしてもう一つは、今回の旅の中だった…

トルコ人は親日家

(ライヴィッチもトルコ顔?) イスタンブールからバスで飛ばして約7時間、やっとトルコの首都アンカラに着いた。アンカラはイスタンブールを見た後だと小さな都会という感じだった。 実際に町の中心にある岡の上に建つアタチュルク廟へ行って周囲を見回す…

バスで首都アンカラへ

(ルナピンスキーはトルコ顔?その2) 山ちゃんは今でも後悔している事がいくつかある。 その一つが、イスタンブールでの出来事だった。 同行していたW氏は大の鉄道ファンだった。山ちゃんは旅は好きだが鉄道ファンではない。確かにデトモルトの日本人留学…

イスタンブール探訪

(ルナピンスキーもトルコ顔?) 朝イスタンブールへ着いた山ちゃんたちは、ホテルを決めてまず寝た。昼ごろに起きて、とにかく向かったのはトプカピ宮殿とイスラム大寺院(モスク)マヤソファへ行った。宮殿はオスマントルコ朝の栄華を彷彿させる宝石類など…

いよいよイスタンブールへ

(ライヴィッチもヘロヘロになりました) 結局山ちゃんたちは列車に乗ったまま2泊するという旅でやっとギリシャ北部のテッサロニキに着いた。 しかもその日の夕方には、また列車に乗ってトルコのイスタンブールに向かうという強行軍であった。 テッサロニキ…

列車の中、青唐辛子で死にそうになった話

(列車の中はこんな感じ?) 山ちゃんはW氏と一緒にミュンヘンから乗った列車で一夜明かした。山ちゃんは列車の旅は好きな方だったし、今でもそうだが、列車の中ではだいたい外の景色を眺めているか、列車内の人を見ているかだ。もちろん片手には絶対ビール…

トルコは遠い〜ぞ!

(お散歩は、遠くてもいいぞ〜) さっそくW氏とトルコ旅行計画会議をした。とにかくせっかく旅行を許可してくれたW氏の奥さんの気持ちが変わらないうちに出発することにした。トルコまでの最短コースは、デトモルトから南ドイツのミュンヘンに行って、それ…

日本人同期生W夫妻の話

(ルナピンスキーとライヴィッチも夫婦だよ) 山ちゃんと同期にデトモルト音楽大学に入った日本人にW夫妻がいた。ご夫妻ともピアノ専攻で同じ教授に師事していた。二人が自転車で仲良くサイクリングをしているのをよく見かけた。山ちゃんは旦那に伴奏をして…

手品師、忽然と消える!

(さあ、どうやって消えるかだ・・・) 手品師の存在と、そのちょっとした手品がデトモルトの日本人の間で大評判になっていたある時、その手品師はこう言った。「そんなに評判なら一度本格的な手品ショーをしましょう。ただし私はプロとして緊張感をもってし…

デトモルトに手品師がやって来た。

(先代ムンは首輪抜けの天才だった。) ある日デトモルトに一人の日本人が現れた。年齢は20代後半だろうか、眼鏡と笑顔が印象的だった。彼は声楽で音大を受験するのだと言う。寮の部屋でお香を焚いてシタールのインド音楽ラーガを聴いていた山ちゃんに興味…