イスタンブール探訪


(ルナピンスキーもトルコ顔?)
 朝イスタンブールへ着いた山ちゃんたちは、ホテルを決めてまず寝た。昼ごろに起きて、とにかく向かったのはトプカピ宮殿とイスラム大寺院(モスク)マヤソファへ行った。宮殿はオスマントルコ朝の栄華を彷彿させる宝石類など豪華絢爛な装飾品が目をひいた。
マヤソファはとにかくその大きさに圧倒されるばかりだった。さすが東西文化の接点であるイスタンブールだけあって、モスクは昔一時期キリスト教教会として使われたそうだ。中の壁画のモザイクはキリストが描かれていた。現在はもちろんイスラム教のモスクになっているのだが、キリストの壁画はそのままになっていた。それはイスラム教でアラーの神は3人の聖人を与えた。それはマホメッドとキリストと釈迦だった、という説明を聞いたような記憶があるそうだ。だからイスラム寺院キリスト像があっても変ではないそうだ。なるほど、なんとも寛大な宗教ではないか。確かにこの街も、ある時はビザンチウムと呼ばれ、ある時はコンスタンチノーブルと呼ばれ、今はイスタンブールだ。いろいろな時代を柔軟に受け入れてきたのだろう。
 さて、あとはイスタンブールで記憶に残っているのは(ちなみに25年前の話なのだ。ルナ)、海岸で売られていたアジの開きのフライがおいしかった事と、
適当に入った食堂で食べた物は記憶にないが、支払いで使った紙幣と地元の人が使っている紙幣が違った事が気になった事くらいだった。料金はけっして高くは無かったが、本来はつまり地元の物価ではもっと安いのではと思った。
 翌日トルコの首都アンカラに向かったのだが、その移動にバスにするか列車にするかでW氏と言い争いになった。