2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ハンガリーで楽譜を買いあさる

(私たちが留守の間はモナチンの天下らしい) 早朝ウィーンを発った山ちゃんは、鉄道でハンガリーの首都ブダペストへ向かった。その頃の東欧は国境を越えるとガラッと雰囲気が変わる。行った事がある人でないとわからない雰囲気がたくさんある。人々の表情、…

ウィーンでのクリスマス・イブ

(ルナピンスキーのクリスマス・ミサ) ウィーン2日目の朝、まずハンガリーの大使館へ行った。目的は観光ビザを取得するためだ。何度も言うが約25年前のヨーロッパは資本主義国家の西欧と社会主義国家の東欧に分かれていた。東欧に行くには現在みたいに自…

初めてのウィーン観光

(先代ムンのカッパ姿だよん〜よく似合うでしょ!) さて、ミュンヘンで歌劇を堪能した山ちゃんは翌朝にミュンヘンを発ちオーストリアの首都ウィーンへ行った。初めてのウィーンの印象は、パリのようにもっと大都会だと思ったが意外にこじんまりした都会だと…

まずミュンヘン経由からウィーンへ

(モナチンはまだ私に近づいてくれません) デトモルトを発ったのは朝でビーレフェルトというビールで有名な所で乗り換えてフランクフルトに着いたのは12時頃だった。それからミュンヘンへ向かって到着したのは4時ごろだった。 以前にも書いたが、山ちゃ…

山ちゃん、東欧への旅立ち

(誰か私を呼んだ〜?) 山ちゃんは学生生活2年目の冬休みを東欧へ出かける決心をした。1986年の事だった。なぜ決心をしたと大げさに言ったかを説明しよう。 当時の東欧は現在のロシア、当時のソヴィエト連邦の影響下の元、西側と冷戦状態であった。ど…

山ちゃん、スランプになる。

(高校生になったフーガ君と一緒に❤) 秋からフルート探しの旅を始めた山ちゃんだが、なかなか見つからなかった。旅費などで結構お金はかかったが、いろいろなフルートが吹けて大変に勉強になった。それに普通だったら行かないであろう町に行けた事もいろい…

山ちゃん、フルートを持って帰る。

(最近、散歩に意欲がなくなったルナでした) 高価な楽器というものは、「これ下さい」「いいですよ」というような簡単なものではない。それは楽器商も心得ているので、ある程度試奏させてくれる。 山ちゃんが、気に入った楽器でデトモルトに持って帰って試…

楽器店へ行く

(ルナピンスキーはいつもおりこうさん) 山ちゃんが暮らしていたデトモルトにも楽器店があったのだが高価な楽器なんてそう置いてあるものではない。そこで音楽雑誌『オーケストラ』の広告の中からまず都会にある楽器店に行く事にした。そこで最初に行ったの…

音楽情報誌「オーケストラ」を買う

(今日は診察台にいやいや乗せられてふらふらだぜ) さて、山ちゃんは楽器を探す事になったのだが、これがなかなか大変だった。なぜなら日本の楽器店みたいに常時たくさんの楽器があるわけないのだ。ましてやハンドメイド・クラスだと日本でも縁と運も関係し…

山ちゃん、アヒレス先生から楽器を買えと言われる。

(また新しい写真が貼り付けられなかったぞ〜) ところで留学時の山ちゃんの楽器はヘインズというアメリカの有名な楽器だった。日本の大学の故恩師が薦めてくれた楽器だった。だが正直、響きが良くなるまでに時間がかかった。ただ「店員からいい楽器はなって…

フルートの値段の話

(雨の日はお散歩が短くて退屈だ〜!) ちなみに山ちゃんのフルートは約20年前に購入したもので総銀製で当時で60万位の楽器だ。この話は次回からするそうなのでこうご期待あれ。 前回の話だが、楽器を選択するのは難しい。ハンドメイドであれば、あと違…