初めてのウィーン観光


(先代ムンのカッパ姿だよん〜よく似合うでしょ!)
 さて、ミュンヘンで歌劇を堪能した山ちゃんは翌朝にミュンヘンを発ちオーストリアの首都ウィーンへ行った。初めてのウィーンの印象は、パリのようにもっと大都会だと思ったが意外にこじんまりした都会だという事だった。ウィーンの街はデトモルトと同じように大きな広場を中心に街が広がっていて街の外周を過去はリング状に城壁があったというリング通りがあって観光スポットは全てこのリング内かリング沿いにあった。デトモルトは外周をゆっくり歩いても小一時間あれば周れるが、ウィーンは半日はかかるだろう。それでも歩いてである。ウィーンは過去にはハプスブルグ家が繁栄した大都市だった。随所にその面影を残していた。ウィーン史美術館も立派だったし、その展示品は過去の繁栄が多くの名画によってよく伝わった。
郊外のシェーンブルン宮殿もとても広くて見事な庭とシンメトリーな宮殿のバランスが見事に調和していた。ようするにだだっ広い庭があって、しょうしょう大きな宮殿でもそれを感じさせなかった。しかもこれが離宮だって!!!どこまで貴族とは優雅なのだろうか?町中のステファン教会もゴシックの立派な教会で中のステンドグラスも美しかった。
 夕方ユースホステルに行った。明日は半日はつぶれる予定だ。なぜならハンガリー大使館とチェコスロバキア大使館へ行って観光ヴィザをもらわなければならないからだった。ユースは大部屋の雑魚寝だった。部屋に二段ベットが4つ置かれていた。だいたいどこのユースも同じようなものだが、これより待遇がいいとラッキーと思わなければならない。ベットがいくつあったか?なんて、20年以上たった今では覚えていないのだが、ここウィーンはどのような部屋だったかまで鮮明に覚えていた。それは翌日がクリスマス・イブだったからだけではなかった。何故よく覚えているのか?ウィーン2日目の話はまた次回にしよう。