早速深夜のお散歩になった話

 前回のブログの最後に、今後暑くなってきたら夕方の散歩はできないので深夜のお散歩になる。その時はもう蛍はいない、と記したたがその日の山口は暑かった。31度の夏日だったらしい。その日はお店のオープンである7時に間に合う夕方ぎりぎり遅く6時までルナを待たしてから散歩に出掛けた。それでも暑かった少し歩いたところで「もう帰ろうや。」とルナに言うとルナは健気に従って家に帰った。つかの間の散歩だったがルナも暑かったのだろう。深夜12時にお店から帰ったらルナが可愛く待っていたので深夜の散歩に出掛けた。さっそく深夜の散歩の再開があるとは思わなかった。でもお陰でまた蛍に会える。もしかしたらたくさん光っているかもしれないという期待はするべきではない。蛍は5匹確認できた。それより何年もこの時間に人と出会った事がなかったのに、その夜初めて人に出会った。中年の男女だった。これも照明を消さなくなったからだろう。僕は帰りながらルナに「あのカップル夫婦じゃないよねえ・・・」と語りかけながら帰った。ルナはすっかり満足してソファで眠った。僕はルナが眠っているソファを背もたれにして時々振り返りルナの寝顔をワイドで見ながらテレビで『ジュラシック・ワールド』を見て寝た。今年の夏は暑くなりそうだ。