学校公演企画(10)

明日新しいパソコンに代わる。昨日このホームページを設定してくれた人が我が家に来てくれて色々と話をしたのだが、パソコンが新しくなっても何にも差し支えないという。つまりこのホームページやブログも今まで通り何もしなくても使えるという。僕としては本質的によくわかっていない・・・。
 さて、リコーダーの話の前にもう少しややこしい話になるが、B管のクラリネットハ長調のドレミを吹かせるには楽譜上はニ長調レミファ♯・・と記される。A管だとミ♭ファソラ♭・・と記される。吹く方は取り合えずドレミの感覚で吹けばいいだけの話だが指揮者は大変だ。大譜表(スコア)を見ながら楽器によって実音が違う楽譜を読めなければならない。で、リコーダーはC管だろうがF管だろうが普通にC管と同じ楽譜で演奏する。子どもたちは多分アルトリコーダーを吹き始める時は、ソプラノのソの指使いがドになるんだ・・・と思いながら試行錯誤するのだろう。それを全ての生徒に課すのであれば指導する先生は大変だと思う。ただいいこともある。リコーダーは短い方から(高い音域)長い方へソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バスとあるがC管はソプラノとテナーで他はF管だ。つまり学校で頑張ってソプラノリコーダーとアルトリコーダーが吹ければ他のリコーダーは全部吹けるのだ。リコーダーに興味があるとこんなに楽しい事はない。勿論プロのリコーダー奏者は全てをこなせるが、アマチュアの一部に自分はソプラノしか吹けないとか、アルトしか吹けないといった人がいるのはそんな理由からなのだ。