ティー・タイム(5)

さあ、今日でギリシャ神話編は最終回にしよう。皆さん、マーラーという作曲家を御存じですか?彼の曲に『少年の不思議な角笛』というのがある。管弦楽伴奏の全12曲の歌曲だが、マーラーはよほど気に入っていたようで。交響曲の第2番、3番、4番にも一部応用されているのでよほどお気に入りだったのだろう。
 さあ、前回ヘルメスの角笛の話をしたが、最後はアテナについてちょっとだけ話しよう。アテナはギリシャの首都アテネに同様だ。彼女はギリシャの3美神の1人で結局アフロディーテ(ヴィーナス)が美の神にはなったが、以前も書いたが僕の解釈ではヘラは浮気者のゼウスのせいでそれどころではない。で、アテナは戦争の神でもあるが自分から戦闘を始める事はしなかった。彼女は3人の中で誰をたてれば上手くいくかを考えられる賢い神だった。だからアテナの使者はフクロウだ。アテナもフクロウも知恵があるのだ。アテナは船から戦車から機織りからありとあらゆる物を発明した。その中に笛がある。つまり僕らが恩恵になっているのはアテナのお蔭なのだ。というおちで許して頂き、この項を終えよう。さあ、知恵のない僕は次のブログに何を書こうかまだ思い浮かばない。