ジュピター(2)

イギリスの作曲家のオーケストラ作品で組曲『惑星』なる大曲であり名曲がある。惑星といえば太陽から近い順に水、金、地、火、木、土、天、海、冥王と、僕たちは覚えたものだが今では冥王星は惑星でなくなった。でホルスト組曲『惑星』書いていた頃(1910年ごろ)は冥王星はまだ発見されていなかったので、勿論『惑星』に冥王星は無い。地球も組曲に入っていない。ではここで問題です。惑星の中でゼウス(ジュピター)の名前を冠した惑星は何でしょう。少し考えたらわかってくるかもよ。ギリシャ神話の絶対神だからね。それなりの惑星でないと。答えは木星でした。あと今までに登場した神ではアフロディーテ(ヴィーナス)は金星でポセイドン(ネプチューン)が海王星だ。ホルストはイギリス人だから曲の原題は英語表記だ。ここでは日本語で曲の題名を記しておこう。第1曲火星(戦争の神)第2曲金星(平和の神)第3曲(翼を持った使いの神)第4曲木星(快楽の神)第5曲土星(老年の神)第6曲天王星(魔術の星)第7曲海王星(神秘の神)因みに土星はあんなに美しいのに英語でサタンという。あとゼウスの奥様ヘラはジュピター(木星)の衛星ユノ(英語名)として存在している。