近況報告(8月)その3


(在りし日のミミちゃんとリンちゃんです)
 僕は獣医さんに『コゲ』の事を相談した。
「こんな飼い方しているのは良くないとわかってはいるのですが、凄く警戒心が強い猫を無理矢理捕まえるのも気が引けるのですが、いかがなものでしょうか?」
 その後先生と長く話し合ったが、先生の助言は要約するとこうだ。
「仕方がないのかもね。もし野良猫が増え続ければその墓所は大変な数の野良猫になるけど、そんな所はない。感染症とかいろいろな原因で淘汰されていくのだろうね。実際、その猫も何匹かいた兄弟の中で一匹だけいるのでしょう。本当に住みついて欲しくないのなら一匹分の餌しかあげない事です。そうしたら他の猫は去っていきます。」
 それでもまだまだちびっこい猫を見捨てる訳にはいかない。だから僕はその子たちがある程度大きくなるまで餌をあげることにした。そう思ってお店に行くとなんとビックリするような状況になっていた。
 コゲは4匹の可愛い子猫を連れてきていた。そのうちの一匹はコゲそっくりの猫で他の3匹は白が基調で耳が少し茶色の今までうちにはいなかったタイプの子猫たちだった。
 そのコゲがいつものようにうちに来ていた。・・・ん?連れてきている子猫が違うのだ。なんと多分3匹みんなコゲそっくりなのだ。うそ・・・僕はいつも連れてきている場所へ見に行った。えっ?ちゃんとコゲがいつもの子猫4匹連れてゴロゴロしていた。うそっ!別の場所へ戻るとそこにもコゲがコゲジュニアと共にいた。ええっ!コゲは2匹いたのだ。区別つかない位容姿がそっくりだ。どっちが元祖コゲなんだろうか?おそらくもう1匹のコゲはコゲの2回目の出産で生まれた娘なのだろう。
うちは子猫7匹に親2匹の大世帯になった。