6月の近況報告(4)


 うちの2代目ルナは7ケ月を過ぎ順調に育っている。本当におてんば盛りだ。実際近況報告(2)でお話ししたやりとり、つまり僕の今回の怪我と犬達の因果関係を疑われるのがウンヌンが、既に家内の関係者との間であったらしい。思っている以上にみんな僕とライとルナとのお散歩を車窓から見ているようだ。これは家内の話し。「やっぱり大型犬2匹を連れての散歩は大変そうですね?」「いいえ、今手を怪我していて片手しか使えないから不自由見たいで・・・」「ああやっぱり怪我もしますよね?」「いいえ・・犬のせいではないのですけどね・・・」なる会話がなされたようだ。本当にショボンだ。ライとルナには本当に申し訳ない。
 手のトラブルと梅雨の影響で毎朝の山歩きがとぎれとぎれになっている。すると育ち盛りのルナの欲求不満が暴発して大変だ。特に被害を受けるのは家具や靴や靴下などで、それに関しては人畜無害だが一番ルナの溢れるエネルギーを消火してやっているのは猫のシータだろう。シータは姉妹のカイとともに拳にもならない子猫の時に引き取ってもう2年になる。三つ子の魂百までというがシータもカイも子猫の頃から性格は変わらない。カイは母親のコゲと容姿も性格もそっくりでおとなしく警戒心が強い。それに比べてシータはミャ〜ミャ〜よく鳴くし警戒心が無い。だからルナはよくシータにちょっかいをだす。シータを見つけると大きな口でシータの首をハフハフしている。シータも逃げればいいのにされるままだ。しかも超大型犬の口が小さな猫の首筋を甘噛みしているのだからだから、僕は・・・・シータの頭は完全にルナの口の中にある・・・・・というぞっとするような光景を見る事になる。何度注意しても同じような光景が繰り広げられるから、ルナとシータは仲良しなんだろう。その間カイの姿は見えない。モナカが生きていても先代ルナと同様に仲良くなれなかっただろう。犬猫もいろいろな性格があっておもしろい。