衝撃の記事


(私は噛みつかないけどね❤)
 今朝の新聞には驚いた。三面記事欄に大きく見たことのある犬が載っていた。そう上のムンちゃんと同犬種の写真だった。そして『リード最低限のルール』だの『かみつき年4000件』『飼い主実刑の例も』などの太字が躍っている。記事を読んでまたまたビックリ。そのバーニーズ・マウンテンドッグが河川敷で遊んでいた小学2年生の女児と男児それに64歳の女性を次々と襲って噛みついて怪我をさせたという内容だった。男性は21の娘と3匹のバーニーズを散歩させていたらしい。しかも周りに誰もいないのを確認してリードをはずしたという事だった。まさしく僕の所業せはないか。僕も近くの河川敷で誰もいない、いや遠くに散歩している人がいてもライとルナを放して散歩させていた。今朝の散歩もその河川敷だったが、さすがに今日はリードをしっかりと握って歩いた。周りに誰もいなかったがである。その記事には近所の人が「リードを外して散歩している人がいて危ない」という話を聞いたとも載っていた。まさしく僕のことだ。バーニーズ3匹よりうちのシェバードのようなライ君と57キロもあるグレートデンのルナちゃんがウロウロしている方がはるかに迫力あって怖いだろう。もうしばらくはそんな散歩ができなくなる。世知辛い世の中になったものだ。
 ここでささやかないい訳を!ヨーロッパは狩猟民族のDNAからか犬は大変愛されている。普通にレストランやカフェ、デパートにも入れるし、街中をリードなしで飼い主と歩いている。口輪をはめれば地下鉄や電車にも乗れる。勿論ここはヨーロッパではない。日本だ。犬より小さいものは目に入らないヨーロッパ人ではなく虫の名前にも詳しい農耕民族のDNAをもつ日本人社会だから仕方がない。
 ただ犬の躾の観点から言わせてもらえば、放しても飼い主に付いて歩く訓練を繰り返す方が犬の為にもいいし、特に大型犬はストレスの解消になる。と、こんな記事が出た後だと何の説得力ももたない主張だが、なんとも残念な事になったものだ。ねえ? ・・ライちゃん、ルナちゃん!