またまた血だらけに


(おいおいまたかよ〜)
 前回このブログでしゃべりすぎたのでバチが当たった訳ではないのだろうが・・・またまた顔面が血だらけになってしまった。
 原因は家庭内にある。うちの可愛い猫どもも子猫とはいえ10カ月になる。つまりやってる事は子猫でも体格は立派な大人だ。屋根裏で死にそうになっていた二匹を本当に小さな時から飼い始めた。息子が名付け親で一匹はχカイで一匹はθシータだ。カイは賢くて慎重派だ。そして滅多に鳴かない。だから僕が炬燵で寝ていても僕を踏む事なく飛び越えて行く。一方シータ普段からミャ〜ミャ〜とうるさく甘える。そして僕が炬燵で寝ていると胸や腹を踏み台にしていく。
 いつものように夜中から炬燵で寝ていたら(当然寒いので首までもぐって寝ていたのだが)なにやら二匹が大運動会を始めていた。短距離走なんて生易しいものではない。人間では不可能な位の大障害物競走だ。登り棒をダッシュで登り張りを走り、ソファの裏に隠れたかと思いきや別の所から急に飛び出してくる。いつもの光景だと言えばそれまでなのだが、その日はそうはいかなかった。明け方で眠かった僕は2匹の運動会をうるさいと思いながらも目を閉じ睡魔に誘われるまま堕ちていこうとしたその時悲劇が起きた。僕の顔面に激痛が走った。僕は「ぎゃ〜!」と叫んで飛び起きた。何が起きたか誰が起こしたかすぐに理解した。シータが僕の顔を踏み台にして行ったのではなく、何だかの理由で走っていた自分の身体を僕の顔で踏みとどまったのだ。力いっぱい爪を立てて。
「こら〜シータ!バカ野郎!いてえ〜」と手をやると激しく出血していた。鏡を出して自分の顔を見ると、鼻下唇上に2センチ位のくっきりした傷が・・・鼻先からも小さな傷があり血が出ていたがそんなものはどうでもいい。お蔭で僕の顔面にはまた大きな傷ガードが張られ、シータはお仕置きに半日ケージで暮らす事になった。今年は怪我をしない(酔っ払って)という目標は2月でもう達成できなくなった。