知り合いの知り合いが来た話(その2)


(ちょっと一休み)
 前回の話が中途半端になってしまった。相変わらずパソコン操作に苦労をしてしまっている。前回の話はちゃんと完結してかいたつもりだったのに途中で急に消えてしまっていた。後日その文章が現れたので保存してブログをみたら、最後が載っていなかった。全く残念な事だ。最後の部分を記すとこうなっている。
 ファゴットのM氏とオーボエのT氏は山ちゃんがドイツに行った当初から仲良くしてもらっていた尊敬すべき先輩であった。T氏の卒業演奏会の為M氏がデトモルトに来ており丁度学生寮に来ていた。そのM氏と知り合いの知り合いは音楽の話で盛り上がっていたので山ちゃんはM氏に知り合いの知り合いを任せて帰ったらしい。全くもって薄情者な山ちゃんだ。実際にその後M氏と会うたびに『薄情者』と言われるようになった。ちなみにそんな『薄情者』の山ちゃんにもかかわらず、M氏もT氏も山ちゃんが帰国後、故郷で一緒に演奏会をしたのだった。
 もう1つちなみに、知り合いの知り合いだが、彼とは二度と会う事はなかった。ただ一回だけお礼の手紙が届いた。それも全部英文で。後日英語が得意な日本人に訳してもらった。書き出しは『英文で失礼します。自分は日本語より英語の方が思いを伝えやすいので・・・』とあったような記憶がある。いろいろな人がいるなあと感心した記憶がある。