日本食レストランでゴールウェイに会う


(ルナピンスキーの鼻だよ〜)
 ダメもとで写真を貼り付けたらうまくいったみたいだ。これでまた写真が載せられるよ〜ん。
 ドイツの日本人の街としてデュッセルドルフは有名だ。サッカーの香川君のドルトムントやケルンからも近いのだ。そしてデュッセルドルフは日本人街だから当然日本食がある。山ちゃんが留学していたデトモルトから車で約2時間半でデュッセルドルフに着く。ここでゴールウェイという有名なフルーティストの演奏会があったので有志の日本人数名と出かけた。当然だが演奏会前の昼食で日本食レストランへ行った。天麩羅定食が約3000円だった。高いと思うなかれ。夢の日本食だ。しかもマグロの刺身も付いてくる。山ちゃんは独特な食べ方をしていたらしい。ビールを頼んで、定食の刺身と天麩羅を肴に美味しく頂く。最後にご飯にワサビをのせて醤油とお茶ををかけて、ワサビ茶づけにした。それを漬物と一緒に〆で頂くのだ。本当に満足だった。さてレストランを出る時に大声のする方へふっと見るとなんと、今から演奏を聴こうとしているフルート奏者、ゴールウェイがいるではないか。なんだか盛り上がっているぞ〜!演奏は大丈夫か〜?・・・大丈夫だった。本当に素晴らしい演奏だった。ドヴォルザークソナチネシューベルトのしぼめる花、フランクのソナタ、いずれも圧巻の演奏だった。山ちゃんたち日本人は、このような日本食レストラン付き演奏会ツアーへよく出かけたらしい。それにケルンに格安のレコードショップがあり、そこも寄るという至福のツアーもあった。ちなみに今はCDの時代だが当時はCDが無いわけではなかった。しかし当時CDが出回りだしたばかりで、1枚5000円位したのだ。それに比べてレコードは物によっては、例えばベートーベンやマーラーブルックナー交響曲全集が5000円程度で手に入った。山ちゃんはドイツでレコードを買いまくって聴きまくったようだ。もちろん今は箪笥の肥やしになっている。