山ちゃん音楽大学対抗コンクールへ行く

 写真が上手く掲載できなくてふてていると、な〜んだ!山ちゃんがパソコンに疎くてうまくいかなかったのではないと
昨夜わかった。山ちゃんの話によると「自分が悪いのではなく、みんな写真掲載ができなくなっていて困っていて管理人に避難轟々だった。」らしい。山ちゃんの留学記は写真とは関係なかったので影響はないが、私の写真が載せられないと私はただの山ちゃんの代書屋ではないか。モチベーションが下がってしまうよ。はやく改善されるといいなあ・・・

 さて山ちゃんのドイツ生活も2年目の秋になった。
ドイツでは音楽大学コンクールなるものがあった。これは、各音楽大学の学生代表が一堂に会してコンクールとして技術を審査されるものだ。つまりキング・オブ・音楽大学生という事になる。それに出るにはまず音楽大学内の代表に選ばれなければならない。先生が一人しかいない楽器だと先生が選抜する。つまりクラスの中で誰が上手かは先生が一番よくわかっているからだ。しかし優秀な学生が複数いた場合は先生自ら選抜しない。それに複数の先生がいる楽器の場合もそうはいかない。だいたいは学内選抜審査が行われるのだ。ようするにコンクールの予選みたいなものだ。
 山ちゃんは、そのドイツ国音楽大学コンクールに行ったそうだ。ん?行ったって出場したんだろう?何〜?見に行っただけなのか!
デトモルト音楽大学の場合、当時フルートは2人教授がいたのだが山ちゃんの先生アヒレスの学生の方が優秀で(これは本当らしかった)そのアヒレスクラスの中でもステファンという勤勉な上手な男子学生を先生自ら推薦したようだった。
山ちゃんはどんなコンクールか興味があったので足を運ぶ事にしたのだった。
場所はハンブルグというドイツ北部の街だ。音楽大学はその当時で20校はあったと思う。全て国立で授業料はタダだ。ちなみに日本では国立の音楽大学東京芸術大学1校のみで公立は京都市と愛知県と沖縄県に1校ずつあるだけだ。いかに環境に恵まれていたかわかるだろう。その20校以上の音楽大学の代表がハンブルグ音楽大学に集まってくるのだ。楽しみではないか。山ちゃんはワクワクしながらハンブルグへ行ったのだった。