デトモルトのレッスン風景


(ルナピンスキーのおりこうさん風景)
 約2ヶ月半の充実した夏休みを過ごした山ちゃんはようやく学習復帰となったのである。
一部でレッスンの事などもっと知りたい、との意見もあるが、これは紙面レッスンのブログではないし、レッスンの詳細を記すのは難しい。
ただ、フルート関係者のために、1年半の間にレッスンをした曲を記しておこう。これは度々記しているのだが、普通のレッスンをピアノやチェンバロの伴走者を同伴して受けられたのは本当に恵まれた環境だったと思っている。これは、ドイツの音楽大学がいい環境だったとはいえない。ドイツに留学している日本人のピアニストやチェンバリストがその環境をもたらしていたようだと山ちゃんは言っている。実際、山ちゃんの伴奏は日本人がしてくれたそうだが、日本人の多くは日本人だけでなくドイツ人など多くの人達の伴奏をしていた。それは日本人ピアニストが上手で楽譜も早くみるからで、そんな日本人ピアニストはゴロゴロしていて、しかも半年ごとにどんどん留学してきていたのだ。それは他の音楽大学でも同じような状況だったのだろう。当時の学長はピアノ教授でその門下生の日本人は軽く10人は超えていたのではないだろうか?
とにかく山ちゃんたち、ピアノ伴奏が必要な楽器の留学生にとっては何よりありがたい環境だった事を今一度感謝をしながらどんな曲をレッスンしたか思い出してみよう。