またまたちょっと出かけてきます。


(私たちも仲良くお出かけしてきます)
 このルナピンスキーのだらだらとしたブログでも、見てくれている人が何人かはいる。ありがたい事だ。
音楽関係者からは、山ちゃんはドイツに行って遊んでばかりではないか、との話もあった。ルナピンスキーもそう思っている。もっと音楽の話が聞きたい、という意見もある。音楽より旅行の話が聞きたい、という意見もある。少ないのでどちらの意見も大事にしていきたい。ここで山ちゃんが一つだけ言い訳させてくれというのでそれを書いてやる。
 ドイツの音楽大学は休みが非常に多いのだ。例えば4月に入学したと思ったら4月の終わりごろ(時期はその年で若干変わる)からイースター(復活祭)で、2週間の休みになる。そして7月になってすぐに夏休みだ。これが長くて9月いっぱいお休みだ。ドイツ人はこの夏休みを人生とお金をかけて遊んでいる。10月にから始まって12月の中旬にはクリスマスのお休みになる。1月の中旬から始まって3月にはもう春休みだ。つまり1年の半分はお休みなのだ。それからもう1つ、ヨーロッパでは若者が旅行したり勉強したりしやすい環境にある。つまり安く旅行にいけるのだ。
山ちゃんは、トルコ、ギリシャの旅はヨーロッパフリーパス1か月で約45000円のチケットを購入していた。トルコ、ギリシャはホテルが激安だったので、ホテルを利用したが、だいたいはユースホステルを利用する。どこもだいたい1000円程度で泊まれる。

 さて、デトモルトの寮に戻って来た山ちゃんに、手紙が着ていた。差出人は日本の音楽大学の同級生で、オルガンでアメリカのクリーヴランドへ留学していた女子からだった。ドイツのオルガンはいいものが多いので、ドイツ内のオルガンを見たり聴いたりして周ってみたいが一緒に行かないか?という内容だった。
来るのはすぐだった。しかも元彼女でも特別仲が良かった訳でもない。沢尻エリカのように美しい訳でもない。(そんな女はお前には声をかけないさ・・・私と付き合っておけ!ルナピンスキー)それに長旅(結局
17泊の旅、うち9泊は車内泊だった)の後で疲れていた。
付き合う条件は何もない!・・・いや、チケットがまだ有効だった。しかもオルガンも好きだ。こうして山ちゃんはドイツ国内オルガンの旅に出かけた。