さあ首都マドリッドへ出発だ


(さあ気を取り直して出発だ!)
 バルセロナのエピソードについて一般の方から「ダリとガウディを混同しているのではないか?」との
指摘があった。全くその通りである。完全に勘違いであった。というより自分の中ではガウディと言っていた感覚であった。と山ちゃんは言い訳しています。ルナピンスキーから改めて訂正します。バルセロナの項目の「聖家族大聖堂と集合住宅はガウディの設計のもので、大学時代に見たのはダリ展です。」
 そのバルセロナで大変な目にあった山ちゃんたちだが旅行は続行する事になった。結局山ちゃんたちの実害は、共通使用のため集めていた3万円ばかりのお金はひったくられたHさんのバックに入っていたのでもうない。あとはHさんとY君のバックに何が入っていたかは分からない。だが、Hさんはクレジットカードも入っていて、すぐに日本へ被害を連絡した時にはすでに高額な金額を引き出されていたそうだ。怖い事だ。ちなみに山ちゃんは現金主義で財布を使い分け、肌身離さず持ち歩いているので現在に至るまでそのような被害にあった事はないそうだ。これはルナピンスキーから
ここだけの話だが、2年前山ちゃん家族が、ルナピンスキーとライヴィッチを留守番させてまで行ったチェコプラハで、奥様が財布をすられたらしい。山ちゃんは「多分博物館ですられたんだと思う。人が少なくて安心できる所があぶないんだ。」と言っていた。でもその時も大金や買い物用の財布は山ちゃんが管理していたので現金の被害はほとんどなくてすんだようだ。海外はいろんな事があるので怖いものだ。でも山ちゃんはいろんな事があった方が記憶に鮮明に残るのでその方がいいんだ!と能天気な事を言っている。
 話はかなりそれてしまったが、とにかく山ちゃんたちはそれぞれに気を取り直して旅を続行する事に決め、列車でスペインの首都マドリッドへむかったのだった。