ライヴィッチ、山ちゃんに怒られる!


(これがお調子者ライヴィッチのたぬき寝だ)
 山ちゃんは音楽家だから、ルナピンスキーとライヴィッチの名前について「やっぱりチャイコフスキーショスタコヴィッチからとったんですね?」なんて言われる。すると山ちゃんは「いやいや、滅相もない!
そんなたいした名前ではありません。」と否定する。
なんて失礼な奴なんだ!お前が付けた名前だぞ!
 朝の散歩が気持ち良くなった。10月から始めようと思っている「ルナピンスキーのワンワン占い的ワンちゃんのしつけ方」の構想を練るのにちょうどいい。
と、考えながらダラダラ歩いていたら突然に山ちゃんが怒りだした。どうやらライヴィッチが「来い!」と言っても来なくて何やら拾い食いしたらしい。あいつ昨日も拾い食いしていた。さすがに私たちにあまい山ちゃんも怒ってしまった。それからのライヴィッチは
楽しいボール遊びもできずに、ず〜と「付け!」だの
「待て!」だの言われながら山ちゃんにピッタリ付かされながら歩かされていた。私はっと言うと、その二人の傍らで、ゴロゴロしたりライヴィッチを挑発しながら走り回ったりで、あ〜楽しかった。「ルナピンスキーのワンワン占い的ワンちゃんのしつけ方」が完成したら、まず山ちゃんにプレゼントしてやろう。