山田家がちょっとだけ賑やかになった日


(山ちゃんが忙しいと私たちはヒマだぞ〜)
 明日発表会というものがあるらしくて、最近の山ちゃんのレッスンは普段のレッスンとは何かが違った。
 その1、やたらと伴奏したがる。
 (上手だといいのだが・・・ルナ(・。・;)
 その2、基礎練習が減って同じ曲が聞こえてくる。
 (基礎をさぼっていいのか〜???ルナ)
 その3、何やらおしゃべりも多くなる。
 (しゃべっとらんと教えんかい!!!ルナ)
 
 先日日曜日は入れ替わり立ち替わりいろいろと人が集まってきた。どうやらピアノとの合わせをやっているみたいだ。ピアノの人がいる事はその上手な伴奏を聴けばわかるぞ。おもしろいもので同じフルートでこうも違うのかと思えるくらい音が違うものだ。まあ、私とライヴィッチも違うのだからしかたがないか!
ちなみに山ちゃんは私たちの声を、ライヴィッチは
風船の空気が抜けたような声と言い、私をドスのきいた野太い声だと言う。私の方がいい声だとは思っているが、山ちゃんは「絶対的ないい音はないが、人を感動させられる音は個性とはまた違う。感動的ないい音をつくるために、多くの演奏を聴き、いろいろな事を勉強しなければならない!」なんて偉そうに言っている。山ちゃんはただの酒飲みだと思っていたが、時々訳の分らん事も言うし偉そうな事も言う。そしてその正体はただの飲兵衛だ!・・と奥様は言っていた。
 どちらにしても明日は朝から忙しそうなので散歩は期待できない。夕方も遅そうなのでこれもダメだ。
なんなら私とライヴィッチが舞台で歌おうか?