フーガ君が指の骨を折るとルナピンスキー喜ぶ?


(みんなフーガ君が大好き!)
 先日山ちゃんの息子フーガ君が付き指をした。ところが1週間してもなかなか治らない。大病院でレントゲン撮影して診てもらった結果、「右人差し指剥離骨折」だと診断された。すぐ手術してギブスをして1ケ月は指を安静にさせる事になった。
 その数週間前にフーガ君、ヴァイオリンの弓を折ってしまった。弓ってけっこうな金額らしい。山ちゃんはショックだったらしくて、フーガ君が指を付き指して学校から帰ってきた時に「弓は折るし、指は折るし!」と笑えない冗談を言って、家族から「指は折れてないし〜」と返されていた。だが、悪い冗談が本当になってさすがの山ちゃんも反省して・・・あいつが反省するはずないか〜!でも、毎朝フーガ君を甲斐甲斐しく学校まで車で送って行っている。
 フーガ君が指の骨を折ってから私とライヴィッチはいい事がある。山ちゃんはフーガ君を学校へ送って行くついでに私たちを山へ連れて行ってくれる。夏は暑いし人は多いし虫も多いしヘビも出るので、軟弱な山ちゃんはなかなか山へ行きたがらない。私なんかヘビが出たら振りまわしてやるのに・・・。
 今日も山へ行ったのだが、眼纏(めまとい)という小さなハエのようなやつが沢山出ていたので早々引き返した。眼纏は名前のごとく目にまつ毛のように沢山たかってくる。気が付いたらライヴィッチの目にぎっしりと眼纏が・・・すご〜い変な目!でも不思議な事に私の目にはぜんぜんたかっていない。私は奥目で可愛いからだとすぐわかった。ライヴィッチはポツンとマジックで書いたような平坦なとぼけた目だ。眼纏もなかなか犬を見る目があるやつらだ。そういえば山ちゃんにもけっこうたかっていたぞ・・・納得だ。
 帰ってからその話を奥様にして、今度ライヴィッチの眼纏だらけの目をアップにして写真を撮る話をしたら、奥様からたしなめられた・・・・チェッ!