芸術の秋美術館巡り

　この秋は本当に心躍らせている。一番先に予定を計画したのは１１月の東京上野で開催される『運慶展』でせっかく東京に行くので演奏会もと思い『ゲバントハウスオーケストラ』で大好きなブラームスのヴァイオリン協奏曲も聴いてくる。１０月には１月に事故にあってなかなか示談がすすまない件で大阪の弁護士さんの所へお願いしてこようと思っている。実際には電話でお願いしていいのだろうが、やはり直接お願いする方がいいだろうしついでに『北斎展』で肉筆画も見てこようと思っている。それにドイツでお世話になった人にも会ってこようと思っている。１１月はひろしま美術館で『ヴラマンク展』が開催される。ヴラマンクは一般的には有名ではないかもしれないが野獣派の代表的な画家で僕が１０代の頃から琴線に触れた特別な画家だった。今回２回３回足を運んでもいいと思っている。地元山口市でも『西大寺展』が開催される。僕はもともと奈良が大好きで高校時代から何度か訪れたが、とくに西大寺から秋篠寺、唐招提寺、薬師寺までの空気感が本当に大好きだった。美術館や博物館で観る仏像は格別だ。本来のお寺では観られない背後がらの仏像が観られるし学芸員が演出する素晴らしい光も観られるし本当に感動できる。たまたまだろうが今年こんなにいい『展覧会』を観られるのは本当に嬉しい。