学校公演の話(3)

 今年もありがたい事に教育委員会の依頼で小学校2校の公演が決まった。交通事故で左足骨折、肋骨2本骨折、右手首骨折の状態からどうなるかと思ったが、人間の快復力は凄いんだと実感している。それでも警察官からよく生きていられましたね、とも言われたものだが、充実した3ヶ月を過ごすことができた。
 さて学校公演のプログラムだが一校はリコーダー指導があり一校は公演のみなので若干プログラムが違うが、基本的な構成は前半はいろいろなリコーダーを楽しんでもらう予定だ。子どもたちが習っているソプラノリコーダーで『天使のナイチンゲール』ヴァン・エイク。ソプラニーノ・リコーダーで『恋するナイチンゲールクープラン。それに『口笛吹きと犬』フライヤー。アルト・リコーダーで『バスクの踊り』マラン=マレー。フラウト・トラベルソ(フルートの原型の木製楽器)でゴセックのガボットやバッハのメヌエット。それから世界のリコーダー属の紹介としてアイリッシュ・ホイッスルやバリの笛は吹こうと思っている。後半はフルートで子犬のワルツ、子猫のワルツ、熊蜂の飛行、等ようするにいきものがかりだ。最後にバスリコーダーとフルートで『子象の行進』を演奏しようと考えている。みんなが喜んでくれたらいいなあ。