占いっていったい?

今日のブログは去年どこかで記したエピソードを継接ぎしたコラージュのようなものだ。
 僕は年に何度かいいコンサートを聴くために福岡へ行く。去年体調が悪かった頃だった。博多でウロウロしていた時にたまたま見かけた占いにふっとみてもらおうかという気になった。生まれて初めての占いだ。占いを信じてなかった訳ではない。むしろ信じていたからこそ現実の自分に率直に生きたかったのだ。で、占いの結果は簡単に言うと、僕は多くの人に支えられているそうだ。そして祖先を大事にしなさいとの事だった。その事を学校公演の共演者であるハープの女性に練習中の雑談で話した。なぜなら彼女はいろんな占いへ行っていたのだ。僕は彼女に言った。占いで言われた、自分は多くの人に支えられているという事を素直にそう受け止めている。だって貴方や他の演奏者も僕が声を掛けたらいつでも協力してくれるもんね、と言った。そして猫がお腹の上で寝るんだと話題を変えて言うと、彼女はその猫がお腹の中の悪い所を取ってくれているのだと言った。実際にだんだんと体調が良くなっていった。僕はそのハープの女性と一緒に共演しているソプラノの女性にも感謝している。去年の師走中旬に教育委員会から来年の学校公演を依頼された。本当にありがたい事だと思っている。ところがだ・・・その朗報を彼女たちに伝えると、ソプラノの方から「今大変忙しいので来年はできない」と言われた。その次の日にはハープの方から「私もやめます」と断られた。耳を疑い顎が落ちた。困った。あの占いは何だったんだ?ただ僕は昔から共演者によく振られるが困った事はなかった。だから前向きに一晩考えて次の日(21日僕の誕生日)に、教育委員会へ出向き担当者と話した。