サロメ

サロメ』は音楽だけでなく絵画においても衝撃的な題材なので目にする事があると思う。旧約聖書新約聖書のマタイ福音書などでも少しだけ触れられているのでここで僕も少しだけ触れよう。ただ、その衝撃的な内容が多くの芸術家を魅了したと思って欲しい。で、ここでは僕が簡単に物語る。
 サロメは生粋の娘であった。そこへイエス・キリストを神へと導いた預言者ヨハネ(キリストの弟子ではなくキリストの先輩)がその国へ捕えられてきた。その国王はサロメの義理の父だ。その義父は好色で普段からサロメに言い寄ってくる。サロメは捕えられたヨハネに恋をするが預言者ヨハネは当然彼女の想いに拒否をする。ある日宴会が行われることになり、義父がサロメに来客の為にストリップダンスをすれば何でもご褒美をやろうと言う。サロメはそこでストリップダンスをする。そしてその褒美は、予言者ヨハネの首を取って銀の盆に載せて持って来てくれと要求する。そして運ばれてきたヨハネの頭を掴んでその口にサロメはキスをする。なんとも・・。深い・・・今日は以上。『サロメ』は本当にたくさんの絵画が残されています。そしてリヒャルト・シュトラウスのオペラ『サロメ』は傑作です。フルートも妖美な旋律がとってもいいですよ。
 ああその後か、そしてサロメは、その行為がおぞましくなった義父により殺されたらしい。なんか理不尽なようなきがするが・・・一番の被害者はヨハネだろう。