6月の近況報告(1)


(反省・・・)
 6月1日(月)深夜、いきなりやっちゃいました。グラスを洗っていたら、それが割れて左手の平を切ってしまった。それだけを書いたら皆から同情して頂けるのだろうが、そうではないのだ。それすら覚えていないのだ。つまりそれだけ酔っていた。気がついたら朝で気がついたら左の手の平がパックリと切れていた。前夜ある常連のお客さんと音楽談義で盛り上がり、その方フルートをされていていつも自分のキープを飲ませてくれる。以前は「先生専用のキープをいつでも好きな時に用意して好きなだけ飲んでくれ。」という、貴方は神様か?と思う程有難い方だったのだが、さすがに人としてそれはできない。だからせめてお店に来られた時に一緒に飲みましょう!という結果の酒盛だった。で、その日はさらにそれだけではなかった。その日の夕方は懇意にしている居酒屋の3周年だったので家族でお祝いを兼ねて食事に行った。勿論僕が飲まない訳ないではないか。それまで少し断酒をしていたので尚更自分が思っている以上に酔いがまわったのだろう。これだけ話しすれば誰一人として同情してくれる人はいなくなっただろう。
 翌朝お店の床で起きた僕がびっくりしたのは時々あることだが、さすがに左手の平を見てびっくりした。ナントカ線に沿ってパックリと切っているではないか。でも血も出ていないし痛くはなかった。昨夜の事が思い出せないので状況捜査した結果、ガラスのコップを洗っていて割ってできた負傷であろうという、これが自分勝手な検証だ。ますますバカだったと思う。反省はしていない。反省できるのならこんなことを繰り返していない。そう、僕は猿以下だ。
 そのまま家に帰って家内に「今日音楽の合わせ練習があるから、指も動くし痛くないから医者に行かなくても大丈夫だよねえ?」と負傷した手を見せながら言うと、今からでも病院へ行くべきだと言う。しかたがないので練習をキャンセルして病院へ行った。結果外科から整形外科へまわされ5針縫った。そしてその医者から「当然来るべきでした。」と言われた。