近況報告(5)


(古い写真ばかりで申し訳ありません。
 息子の方はもう大学生で、先代ルナは去年亡くなり
 現在は2代目ルナが大暴れしています。先代との違 いは耳が立っていない(立たさない)ことかなあ。
 今日でちょうど7ケ月になりますがもうすでにデカ イです。)
 我が家に急ではあるが幸せがやってきた。我が家の車庫にツバメが巣を作ろうとしているのだ。昨日たまたま車を車庫から出そうとしたときツバメが、おっとと言ったようによけたのでそのままバックミラーを注視してみるとツバメがわが車庫に出入りしているではないか。帰って車庫内を見てみると確かに泥のような物が壁の上部に付着している。それを家内に言うと、「違うんじゃない。だってうちだと大型犬がウロウロしているし、蛇だっているし。きっとかんちがいよ。」確かにうちは大型犬が2頭がしょっちゅう庭をウロウロするし、蛇も昔から住みついている。家内の言う事に間違いはないが、今日車庫を見てみると壁に付着した泥は間違いなく膨らんで巣の形状をなしている。やっぱりツバメが巣を作っているのだ!と思う。僕と鳥の関わりは決して浅くない。思えば、昔山の中腹の一軒家に住んでいた時、早い時期の台風の到来で何羽ものシラサギやゴイサギの幼鳥が家の周りに堕ちてきてそれらに餌つけして育てた経験が原点だ。それからは『何かあったら山田へいけ!』という回覧板が周っているのではないかと家内と話すほど、本当に鳥を保護してきた。冗談みたいに歩いている僕の前に鳥が落ちてくるのだ。過去、何度鳥を保護して宇部の施設へ連れて行ったか・・・それも、前出の原体験から鳥が好きになって何度か飼ってみたものの、その子たちを幸せにできなかった辛い辛い贖罪からだろう。だから今回ツバメが作っている巣を見るのは本当に幸せを感じる。(山口の表現で言うと、幸せます!だ。)
幼鳥たちが黄色い咥内をめいっぱい開けて親達を待っている姿が、もう僕の脳裏に浮かぶ。愛おしくてたまらない。彼らが巣立つまで、我が家の犬どもは近づけさせない。そして我が家の犬どもに蛇が近づけないように番をさせよう。