今年の自分的10大ニュース(1)


(クリスマスイヴにバッハを演奏しました)
 いよいよ年の瀬が押し迫ってまいりました。今年は僕にとっていい事悪い事いろいろあり一生を通しても思い出深い一年だった。それを今しみじみと幸せに感じている。そこで僭越ながら自分の今年の10大ニュースとして記してみよう。(今年だけ)
テレビ番組よろしく後ろから想いを語ろう。
⑩ 昔の知人や仲間とお店で再会!
 特に象徴的だったのは、デトモルト音楽大留学時代の仲間で現在国立大の教授だった仲間がある日突然店に来た。びっくりした。だって彼は自宅は東京で勤めの大学は四国にあったからだ。彼とその同僚の人たちとの語らいは本当に楽しい時間だった。
 それだけでなく、今年はお店の中で多くの出会いがあった。お店をしていてよかったと実感できた充実した一年でもあった。また、このブログが縁で日本の音大時代の後輩からも20何年ぶりのメールでの連絡があったりもした楽しい一年だった。
⑨ 僕の編曲を柚木小学校の子ども達が名演奏!
 山口市の全児童7人の山間の小さな小学校、柚木の子どもの為に創った『キラキラ星の世界』で、これは子ども達一人一人(一年生から六年生まで)に合わせて7つのパートに編曲した、キラキラ星と星の世界の音楽だが、2年前に編曲したものを今年市内合同音楽会で演奏してくれたのだった。7名の子ども達のリコーダー演奏は名演奏だった。だから僕の編曲が良かったと思って頂けたかなと感じている。それって最高!
⑧ クリスマス・イヴ、元弟子と共演!
 これは前回のブログで記した内容だ。演奏はいろいろなハプニングはあったものの、信者さん達のお蔭で今年も温かい雰囲気で楽しく演奏できたし、共演者の彼女も楽しそうだった。去年までと違ったのは礼拝はキャンドルサービスではなく明るい照明の下で行われた。幻想的な雰囲気は無くなったが、クリスマスイヴを本当の教会で過ごす事ができ、またそこで演奏できる事を感謝している。これも神の導きだと強く感じている。(僕だ出た日本の音大はカトリックで神父さんの先生とも多く語り合ったり、僕が行ったドイツの地方はプロテスタント教会が多くあり教会の演奏も何回か行ったのだった。)
⑦ 今年は旅行の年と公言してよく旅行した!
 初めて行った北海道旅行は本当によかった。日本にありながら自然のスケールの大きさを体感できた楽しい旅だった。
 ヨーロッパも行きました。パリからスイスリヒテンシュタイン、ドイツの、所謂お決まりビギナーコースで、たまにはこんなルートもいいかと決めたのだった。だって僕の留学時代、スイスの登山列車に乗るだけで目が飛び出そうな位のお金が掛かり諦めたのだった。旅の前半のフランス語圏の自分は、典型的な寡黙な日本の男に徹し、スイスのインターラーケンに入ったとたん社交的な国際人になった自分があった。決して自己嫌悪にはならない。フランス語圏での自分がとても辛かった。